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レゲエで奄美を盛り上げるレゲエDJ BANANAMUFFIN の公式ブログです

2014年01月12日

Time will tell

ヤーマン。バナナマフィンだす。

マジョリティーという単語(英語)を知ってるかい?
英語表記をすると「majority」となるわけで、「大多数の・・・」という意味だったりする訳ですが、これを日本人に分かりやすく説明すると、日本語でいう「めじゃー」が、このマジョリティーになるわけです。そして、この対義語が「マイノリティー」であって、英語表記をすると「minority」となるわけですが、これを分かりやすくすると「マイナー」という意味合いの単語になるわけです。



ここんとこ、このマジョリティーとマイノリティーのバランスが、なんだかおかしなことになってる感じがありまして・・・。具体的に説明すると、あるグループで大半の支持を受けたものが、別のグループでは真逆の見解が支持され、まったく逆の動きになっているように思えるのです。

ちなみに

意見は、一人一人価値観が違うので色々な意見が出てくるのは当然の話で、個々の意見が尊重される社会というのは成熟した社会であることの証拠だと思うので、素晴らしいことだなあと思うのです。

が!!

今、ワンキャが「正解」とか「常識」とか思っていることが、本当に「正解」だったり「常識」だったりするか_というと、その保証はまったくないわけで、時代が変われば、全てが変わることになると思うのですね。

というわけで、ここで、このニュースを見て下さい。

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2013年は、アメリカのリーダーシップの凋落ぶりが目立った一年となった。9月にはシリアへの軍事介入を議会に求める演説で、オバマ大統領は、アメリカは「世界の警察官」ではないと宣言。アメリカの「例外主義」「特別さ」(Exceptionalim)からの撤退を表明した。
The Liberty Web
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7167

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はい。いかがでしょうか。

これまでのアメリカは 「We are number1」 という思想が底辺にあり、だからこそ「我々は世界の警察である」という傲慢な姿勢を貫いていたのです。しかし、経済破綻が突き進んでいる今、そんなことも言ってられなくなって、こういう有様になっているのだろうと思います。そのアメリカが 「もう、世界の警察機構的なことはしきれませーん」 と公式に発表したのであれば、それはそれは、今後の世界情勢に大きな影響を与えると思われる訳です。

はい。

このような状況の中で、ワンキャは一体どこを向いて前進すれば良いのでしょうか? 答えはなかなか見つからないのですが、見つける努力は必要であろうと思ったりします。そして、答えを見つける為に必要な要素として「マジョリティーに迎合しない」という姿勢をキープすることが大事なような気がします。

国全体が一つの方向に向かって進んで、その結果社会が混乱した経緯があり、それを実際に体験した先輩方のご意見は 「絶対に繰り返してはいけない」 というものであるので、そのご意見を尊重すれば自然に答えが見つかるように思います。

てなわけで

まだまだ明確に表現できないのでワジワジするのですが、ワンが考えていることを含め、将来へのメッセージを残した歌がございますので、ぜひ、チェケラッチョしてください。




  

Posted by バナナマフィン at 22:58Comments(0)バナナなエッセイ

2013年12月30日

恋するフォーチュンクッキー

今年の夏、お台場合衆国に行った時のこと。会場の中で、ずーーーっと、AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」がエンドレスで流れておりました。それでもう完全に、この曲を記憶させられた感じがあるのですが、ただ、ワンの記憶に残ったもう一つの理由がありまして、それが、この曲が「昭和の雰囲気を醸し出している」からだと思うのです。


はい。

キャンディーズも、山口百恵も、フィンガー5も、にしきのあきらも、西城秀樹だって、みんな知ってるワタクシめにとっては、この楽曲には何かしらの「懐かしさ」を感じてしまうのですよ。そして、2013年に、古き良き時代をホーフツとさせる楽曲が新たに生まれたことは喜ばしいことだと思うのです。

が!!

喜ばしい事ではあるのだけれど、一方で、なんかガッテンいかない自分がいるんです。それがなぜなのか、じっくりと考えてみましたら・・・なんだか「昔の人」扱いされてないか?という感情が芽生えてしまったからではないか?と思ったのです。

そういや、最近「思い出の80年代ヒットソング」とか、「往年のディスコナンバーが復活」とか、我々の世代にとって青春ど真ん中の企画が多い気がするわけですが、この企画こそまさに「今は昔となってしまった」お父さん世代に向けてというのが前提となって考えられてるんじゃないか?と思うわけで、その時点で「ワンは昔の人かい?」と、ちょっと腹立たしかったりするわけです。

そりゃ、レベッカとか懐かしいしね。米米クラブはシェイクヒップまでだよなあとか思うしね。爆風スランプは「世田谷たがやせ」が一番だよなと思ったりするわけですよ。こんなネタを書くと「うんうん」とうなづいている人も少なくないだろうとも思うのですよ。更には「若い世代には解らない話だろうな」とも思うわけですよ。そう思った時点でやはりワンは「昔の人」なのかな?と愕然としたりするわけですが、それもなんかシャクで、やっぱり鼻息荒くなっちゃうわけです。

・・・と、ここまで書いてきましたら、学生時代の記憶がブワーーーッと蘇ってきまして、ちょっと書くのを休憩して、当時に思いを馳せてみました。

あの頃はシラケ世代の名残が強くて、「個性を消さないといけない」時代で、にもかかわらず大人とか社会とかには意味もなく歯向かって、悶々とした青春時代を送っていたなあ。ただ、それが残念な時間だったか?と言われればそんなことはなく、友達とワルフザケしたり、人並みに恋愛もしたり、将来のことなんか考えずに、ただただ毎日が楽しかったなあ。

というわけで、あの頃(80年代)を振り返れば、それはそれはカンゼンムケツの青春時代なわけで、今となっては、まぶしくて正視できないことに気づいてしまいました。そして、青春時代を正視できなくなっちゃったワンは、やはりもう「昔の人なのかもしれない」と思い知らされた感じなのです。

しかーし!!

「昔の人」であることは認めるとしても、だからってアンテナの感度が鈍ったわけじゃないからね! ちゅうか今後も鈍らせる気もないんだからね! 常にとんがっていたいんだからね! という気持ちはかなり強く持っていて、しかしながら「いつまでも子供じゃいられない」こともわかってるし、ちゅうか、逆に「大人でありたい」と思っている自分もいるわけです。

こうなると、自分で書いていてなんだか矛盾しているような気がしないでもないのですが、でも、これが今のワンの正直な感情なのであって、そんな自分を冷静に分析してみたら「なんだか難しいステージに突入しちゃったなあ」という感じなのですが、しかし、ここが「カッチョイイ大人」になるために絶対に通らないといけない道なんじゃないか?と思う訳です。

そんなこんなでカッチョイイ大人を目指したいワンとしては「こんなところでウダウダやってるうちはまだまだ修行が足りない」という結論にたどり着くわけで、これからも日々是精進なスタイルで毎日を送っていこうと心に決めたところで、頭の中でサシコが「恋するフォーチュンクッキー」を踊りまくっているのでした・・・。


  

Posted by バナナマフィン at 11:00Comments(0)バナナなエッセイ

2012年06月17日

BIG STEP

ヤーマン。バナナマフィンだす。

7月15日に発売される最新ミニアルバム BIG STEP。
実は、これまでに、関係者の皆様に試聴していただきました。
すると、ありがたいことに、多くのご感想をいただいたのですが、
そこに、共通した特徴があったのですね。

それをヒトコトであらわすと・・・

ホンワカしてて良いね♪

ということにあいなりました。
いやー。 コレはねー。 本当にありがたいのですねー。

実は、今回作ったミニアルバムでは、

全体がホンワカと暖かい雰囲気で

その中に、笑いがあり、涙があり、

そして、ワンの伝えたい言葉がある


という作品にしたいと思い、試行錯誤を重ねてきたのですね。
その全体の核となる ホンワカした感じ が伝わっていたのなら
それは、本当に本当に嬉しいことなんです。

はい。

ブッチャケ、これまでの曲とはイメージが違うかもしれません。
でも、この年齢になったからこそ表現できる作品になったと思います。
早く皆さんにも聴いてもらいたい・・・ それが、今のワンの本音だったりします。


  


Posted by バナナマフィン at 21:38Comments(0)バナナなエッセイ

2012年05月11日

瞳はダイアモンド

ワンが小学生の頃、チマタでは、空前のアイドルブームを迎えていた。
その先頭を走っていたのが、松田聖子さんだったように思える。
松田聖子さんの絶対的な人気は、本当に本当に凄まじいもので、
他に類を見ないほどだったように記憶している。

相撲で例えるなら、北の湖。
野球で例えると、巨人。
高校野球なら、PL学園。
あまりにも絶対的な強さだったため
アンチも多かったのではないだろうか。

当時ワンは、そのアンチの中の一人だった。
みんなが『いい』と言ってるものを
素直に受け入れないヒネクレ者だったのかもしれない。

それから数年が経過して、ワンは高校生になった。

その頃はアイドルなんか目に入っていなくて、洋楽ばかりを聞きかじっていた。
折りしも時代は、マイケルジャクソンとか、マドンナとか、シンディローパーとか、
ワムとか、ア~ハとか、そういったものが大流行になっていた。

その頃に、同級生の家に遊びに行った。
ラジカセから流れるカセットテープの音。
松田聖子さんの曲だった。

最初は 『聖子ちゃん、懐かしいね』 なんて軽口をたたいていたりしたのだが、
あらためて聴いてみると、その楽曲の素晴らしさに強烈なショックを受けた。
そのうち、いつしか、曲に聞き入ってしまった自分がいた。

そして流れてきた 『瞳はダイアモンド』

アタマのフレーズが流れた瞬間、なぜか涙がこぼれた。
なぜ涙がこぼれるのか、理由はわからなかった。
高校生になってカッコつけるのに一生懸命で
人前で泣くなんて、絶対にアリエナイ時期だったにもかかわらず
ワンは、同級生の前で、ずっとずっと涙を流していた。

あれから25年の時が経過した。

なぜ、あの時涙が止まらなかったのか、
その理由は、いまだにわからない。
でも、今でも、この曲を聴くと、
表現しようのない感情がこみ上げてくる。
そして、あの時のことを思い出す。

将来に対する漠然とした不安がありつつ
しかし、一寸の光を求めつつ
そして、ただただ毎日が楽しく過ぎていく
とてもピュアでナイーブな時期だった。

もう二度と、あの頃には戻れない。
世の中の酸いも甘いも味わってきた。
清濁併せ呑むという言葉の意味も実感できる。
使い古された表現ではあるけれども
薄汚れた大人になってしまったのかもしれない。

でも、この曲を聴くと、一瞬で当時を思い出してしまうのだった。
確かに、ワンにも、あの時代が存在したのだった。
それはもう、とても儚くて、切ない思い出なのだけれど
でも、とてもキラキラ輝いている時代なのであった。

そんな思い出を呼び起こしてくれる曲があることは
ワンにとってはすごく大切なものかもしれないと思う。
だから一生大切にしたいと思ったりする。

そして

そんな曲を、一曲でも作ることができたら
ワンは、音楽をやってる人間として、
生きてきてよかったと思えるのかもしれない。

日々是精進である。
  

Posted by バナナマフィン at 11:00Comments(0)バナナなエッセイ

2012年05月01日

未知標

今年に入って、夏にはミニアルバムを出すぜ!と気合を入れまして、イロイロな方々に協力を依頼したところ、本当に多くの皆さんが快く依頼を引き受けていただいて、ここまで順調に作業が進んでおります。皆さん、ありがとうございます。心からRESPECTを送ります。

えにうぇい。

制作を続けていく中でですね、まま、いろいろな事務処理が出てくるわけですが、その中で、活動経歴を簡単にまとめないといけなくなって、そんなこんなで、これまでの活動を振り返ってみましたら、結構いろんなことやってきたんだなあ・・・というのを再確認してしまいました。まま、20歳から活動開始して今年43歳になるわけですから、イロイロあるのが当たり前っちゃあ当たり前ではあるのですが・・・。

そんなこんなで、今回のレコーディングで感じたことなんですけどね。

ワンは、これまで、奄美大島という日本の片隅にある小さな島で、レゲエというアンダーグラウンドな音楽を続けてきたわけです。アンダーグラウンドな音楽なので、なかなか裾野が広がることが難しかったのですが、少しずつ少しずつ後輩が増えてきているのも事実です。ただ、後輩が増えたのは、レゲエという音楽が本物であるからで、ワンの影響力とかではないんですけどね(笑)

でも、後輩が出来たことによって、ワンの中で使命感のようなものが芽生えているのも事実なんです。具体的に言うと 『後輩の前でヘタなことは出来んや』 という気持ちですね。

というわけで、今回のレコーディングでは 『ヘタなことは出来んや』 という気持ちもキープしたまま作業に望んでみました。これまで妥協していたところも、一切妥協せず作りこんできました。今のワンが生み出せる最高の作品といっても過言ではありません。

そんな渾身の一枚、ぜひぜひ多くの人に聴いていただきたいと願っています。
  


Posted by バナナマフィン at 17:11Comments(0)バナナなエッセイ