2012年02月09日
スリル
先日後輩と話をしてましたらば
後輩が『バンジージャンプをしたい』と言い始めたのです。
彼は、遊園地に行ったら必ず絶叫系の乗り物に乗るそうです。
もう大好きで大好きでタマラナイのだそうです。
にもかかわらず、バンジージャンプは未経験らしくて
やってみたくてタマラナイんだそうです。
ワン
「バンジーやりたいの?」
後輩
「やりたいですね!!」
ワン
「逆バンジーっちゅうのがあるがな? アレは?」
後輩
「激しくやりたいですねっ!!」
ワン
「この前テレビで水平バンジーっちやっとったけど」
後輩
「名前を聞くだけでタマラナイですねっ!!」
この後輩、チャンスがあったら、絶対にバンジーやりそうです。
エニウェイ。
一方のワタクシめなんですが、
生まれて初めて遊園地に行ったのが20歳なもんでね(笑)
絶叫系マッシーンのデビューも、その頃なのですね。
で、一度乗ったらハマッてしまいましてね。
遊園地に行ったら、必ず絶叫系マッシーンを制覇してました。
で、その頃、ワンが住んでた近所に
スペースワールド というテーマパークが出来まして
絶叫マッシーンも、次々と登場しておりまして
コレは行かないとイカンでしょ? ということになりまして
スペースワールドに行ったのですね。
その頃、全国的に フリーフォール というマッシーンが人気でね。
スペースワールドにも、このフリーフォールがお目見えしてまして
で、絶叫マッシーン好きのワンは、張り切っておりました。
当時のフリーフォールは、2人用のシートがあって、
それを囲むように風防みたいなのがありまして
ちょうど観覧車のゴンドラを2つに切ったようなイメージ
・・・と言ったらわかりますかね? そんな感じなのですね。
で、ホレ。2人乗りだから、当然2人で乗りますわな。
野郎と乗っても面白くないので、もちろん女の子ですわな。
女の子が怖がってるときに「大丈夫大丈夫」なんて
やってみたりしたいわけですよ(笑)
そんな下心もありつつフリーフォールに乗ります。
2人用のベンチに横並びの格好で席に着きます。
そして頭上から事故防止のバーが降りてきて、胸元を固めます。
女子
「こわーい。」
ワン
「ダイジョブ。ダイジョブ。」
女子
「緊張するねー。」
ワン
「ダイジョブ。ダイジョブ。」
ワンは絶叫マッシーンへの期待と
「ダイジョブ。ダイジョブ。」が出来たことで
ニヤニヤしておりました。
そして、いよいよマッシーンが動き始めます。
ゆっくりと垂直に上がって行くマッシーン。
ちょうどジェットコースターのスタートのような雰囲気です。
上昇するにしたがって、周囲の景色が眼下に広がります。
これはね、すごく爽快な景色でした。
そしてマッシーンが頂上に到着。
ガシャンという音とともに停止します。
ほほに当たる風が、結構強くて、期待度が増します。
隣の女の子は「緊張する~~~」と言ってます。
ワンはすかさず「ダイジョブダイジョブ」と言います。
で、ウイイイイイイン。ガシャン。 ・・・という音がして、
ワンキャが座っているベンチが、前に出ました。
コレでね、感覚的には、空中に浮いてる錯角を覚えるのですね。
この状態が、ワンに変化をもたらします。
それまでは、多少なりとも、周りにマッシーンの姿があったので
なんだか安心してたトコロがあったのですが・・・
いきなり、何も無いところに、宙吊りにされた感じになって
ワタクシめ、チョイと焦り始めます。
その時です。
落下時特有のフワッと浮く感覚があったか?と思うと
ワンの体に強烈なGが加わり、一気に急降下を始めました。
目の前の景色が下から上へ流れていきます。
俯瞰で見ていた建物がドンドン大きくなっていきます。
なんだかその建物に向かってワンが落ちていくような感じです。
ワンはその錯覚も加わり、スリルが恐怖に変わってしまいました。
声を出そうと思っても声が出ません。
ちゅうか、息を吸うことも出来ません。
目を開けることもできず、ただただガマンするのみです。
そして、マッシーンは無事、地上に到着します。
ワンは、なんとか自力でマッシーンから降りたのですが
全身から血の気が引いているのを感じました。
たぶん顔面蒼白になっていたと思います。
それに比べて、隣に座ってた女子は意外と元気です。
女子
「怖かったねー」
ワン
「う・・・うん・・・そうね」
女子
「大丈夫?」
ワン
「う・・・うん・・・ダイジョブダイジョブ」
ワンは足腰が立たないままフリーフォールを後にしたのでした。
というわけで・・・
この日を境に、ワンは絶叫系マッシーンが全くダメになりました。
ちゅうか、ブランコもちょっとコワイ感じです(苦笑)
どんだけビビリなんじゃーーーい!?ちゅう感じですが
こればっかりは仕方ありません。
そんなこんなで、ワンにはスリルは必要ありません。
バンジージャンプなんかもってのほかです。
後輩が『バンジージャンプをしたい』と言い始めたのです。
彼は、遊園地に行ったら必ず絶叫系の乗り物に乗るそうです。
もう大好きで大好きでタマラナイのだそうです。
にもかかわらず、バンジージャンプは未経験らしくて
やってみたくてタマラナイんだそうです。
ワン
「バンジーやりたいの?」
後輩
「やりたいですね!!」
ワン
「逆バンジーっちゅうのがあるがな? アレは?」
後輩
「激しくやりたいですねっ!!」
ワン
「この前テレビで水平バンジーっちやっとったけど」
後輩
「名前を聞くだけでタマラナイですねっ!!」
この後輩、チャンスがあったら、絶対にバンジーやりそうです。
エニウェイ。
一方のワタクシめなんですが、
生まれて初めて遊園地に行ったのが20歳なもんでね(笑)
絶叫系マッシーンのデビューも、その頃なのですね。
で、一度乗ったらハマッてしまいましてね。
遊園地に行ったら、必ず絶叫系マッシーンを制覇してました。
で、その頃、ワンが住んでた近所に
スペースワールド というテーマパークが出来まして
絶叫マッシーンも、次々と登場しておりまして
コレは行かないとイカンでしょ? ということになりまして
スペースワールドに行ったのですね。
その頃、全国的に フリーフォール というマッシーンが人気でね。
スペースワールドにも、このフリーフォールがお目見えしてまして
で、絶叫マッシーン好きのワンは、張り切っておりました。
当時のフリーフォールは、2人用のシートがあって、
それを囲むように風防みたいなのがありまして
ちょうど観覧車のゴンドラを2つに切ったようなイメージ
・・・と言ったらわかりますかね? そんな感じなのですね。
で、ホレ。2人乗りだから、当然2人で乗りますわな。
野郎と乗っても面白くないので、もちろん女の子ですわな。
女の子が怖がってるときに「大丈夫大丈夫」なんて
やってみたりしたいわけですよ(笑)
そんな下心もありつつフリーフォールに乗ります。
2人用のベンチに横並びの格好で席に着きます。
そして頭上から事故防止のバーが降りてきて、胸元を固めます。
女子
「こわーい。」
ワン
「ダイジョブ。ダイジョブ。」
女子
「緊張するねー。」
ワン
「ダイジョブ。ダイジョブ。」
ワンは絶叫マッシーンへの期待と
「ダイジョブ。ダイジョブ。」が出来たことで
ニヤニヤしておりました。
そして、いよいよマッシーンが動き始めます。
ゆっくりと垂直に上がって行くマッシーン。
ちょうどジェットコースターのスタートのような雰囲気です。
上昇するにしたがって、周囲の景色が眼下に広がります。
これはね、すごく爽快な景色でした。
そしてマッシーンが頂上に到着。
ガシャンという音とともに停止します。
ほほに当たる風が、結構強くて、期待度が増します。
隣の女の子は「緊張する~~~」と言ってます。
ワンはすかさず「ダイジョブダイジョブ」と言います。
で、ウイイイイイイン。ガシャン。 ・・・という音がして、
ワンキャが座っているベンチが、前に出ました。
コレでね、感覚的には、空中に浮いてる錯角を覚えるのですね。
この状態が、ワンに変化をもたらします。
それまでは、多少なりとも、周りにマッシーンの姿があったので
なんだか安心してたトコロがあったのですが・・・
いきなり、何も無いところに、宙吊りにされた感じになって
ワタクシめ、チョイと焦り始めます。
その時です。
落下時特有のフワッと浮く感覚があったか?と思うと
ワンの体に強烈なGが加わり、一気に急降下を始めました。
目の前の景色が下から上へ流れていきます。
俯瞰で見ていた建物がドンドン大きくなっていきます。
なんだかその建物に向かってワンが落ちていくような感じです。
ワンはその錯覚も加わり、スリルが恐怖に変わってしまいました。
声を出そうと思っても声が出ません。
ちゅうか、息を吸うことも出来ません。
目を開けることもできず、ただただガマンするのみです。
そして、マッシーンは無事、地上に到着します。
ワンは、なんとか自力でマッシーンから降りたのですが
全身から血の気が引いているのを感じました。
たぶん顔面蒼白になっていたと思います。
それに比べて、隣に座ってた女子は意外と元気です。
女子
「怖かったねー」
ワン
「う・・・うん・・・そうね」
女子
「大丈夫?」
ワン
「う・・・うん・・・ダイジョブダイジョブ」
ワンは足腰が立たないままフリーフォールを後にしたのでした。
というわけで・・・
この日を境に、ワンは絶叫系マッシーンが全くダメになりました。
ちゅうか、ブランコもちょっとコワイ感じです(苦笑)
どんだけビビリなんじゃーーーい!?ちゅう感じですが
こればっかりは仕方ありません。
そんなこんなで、ワンにはスリルは必要ありません。
バンジージャンプなんかもってのほかです。
Posted by バナナマフィン at 11:29│Comments(0)
│バナナなエッセイ